ブラジリアン柔術とは
ところで、ブラジリアン柔術って?
ブラジリアン柔術のルーツは日本の柔道です。
格闘技スポーツの仲間ですが、 「寝技」の攻防が中心で、パンチやキックなどの打撃は一切ありません。
日本の柔道家がブラジルに渡り、グレイシーというブラジルの一族に伝え、独自の進化をしました。
日本では、1990年代にグレイシー一族がプライドで大活躍し、最強の格闘技と称されるまでになり、現在の総合格闘技ブームの始まりとなりました。
近年は、芸能人やハリウッドスターがハマる「JIU-JITSU」としてその名を耳にすることが増えてきているでしょう。
心も身体も強くなる格闘技
ブラジリアン柔術は、一般的なフィットネスジムとは違い、頭を使いながら身体も使う、論理性、戦略性の高いスポーツです。
その論理性や戦略性が高い事から、老若男女問わず、世界中で急速に広がる人気を見せています。
「柔術」または「BJJ」という名前で、アメリカやアジアを始めとした様々な国々で安全性、実用性、アート性、そしてオシャレさが評価され絶大な人気を誇っています。


JIU-JITSUは⼀般層へ
現在ブラジリアン柔術を趣味として嗜む⼈は、⽇本よりも世界で急速に広がっています。その理由は世界的にMMA(総合格闘技)がメジャーなスポーツになったからです。しかし、⼀⽅で柔術がフィットネスとして、そしてライフスタイルとして⼀般層に受け⼊れられたのも、⾯⽩い現象です。かつてこれほど、年齢、性別を超えて⼈気を博した格闘技はありませんでした。柔術を愛する⼈の⼝からは、「柔術は⼈⽣を肯定するもの」といったような、⼤げさに聞こえる賛辞がきこえてきます。では⼀体、柔術の何がそんなに魅⼒的なんでしょうか。これは、柔術の競技としての魅⼒もさることながら、
道場がサードプレイスという
”居場所”になっていることも、その魅⼒を引き上げているよう思います。柔術のファンが⼝にするキーワードで挙げると、こんな感じです。
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怪我のリスクが低いから仕事しながらでもできる
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体⼒よりも知⼒が強さに影響するから何歳からでも始められる
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他⼈と組み合う、⾮⽇常性が不思議と他⼈を肯定できるようになる
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アフターファイブの楽しみが格闘技
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年代を超えた⼈たちとの利害のないコミュニケーションができる
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相⼿がいるから強くなれるという、⼈との関係性の重要性に気がつける
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負けから得られる明確なマイルストーン
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技を覚えて使えるようになる快感
他にもあると思いますが、これらは、柔術をやっている⼈なら、うんうんとうなずくフレーズばかりです。では他の格闘技やスポーツには、これはないのでしょうか?あると思います。あると思うんですが柔術はそれを感じやすいのです。その理由は正直わかりませんが、⼀つのヒントに、やはり道場を、ただ体を鍛える場所として捉えてないからだと私は思います。
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IMPACTO BJJ FUJIIDERA(インパクト藤井寺)を含めブラジリアン柔術をライフスタイル(⽣き⽅)に昇華させようとしている道場は、武道のきつい、汚い、痛い、汗臭いといった、ネガティブなイメージを⼀掃して、清潔でスタイリッシュで楽しい道場を⽬指しています。これは、これまでの格闘技になかったムーブメントです。NYやカリフォルニアでも、こういったクールな道場は増えています。サーフィンやスケートボードと同じようなカルチャーとして、ブラジリアン柔術のカルチャーはアメリカやヨーロッパでも発展しています。それはこれまでの格闘技には無かった流れです。IMPACTO BJJ FUJIIDERAのメンバーは、柔術をフィットネスや趣味のひとつとして、純粋に⾝体を動かすことを楽しみに、「道場」にやってきます。「新しい趣味」「健康作り」「⼥性が効果的にキレイに痩せれるフィットネス」「強くなりたい」「⼦どもの習い事」「体⼒維持」、⽬的はさまざまです。誰でも、⾃分なりの楽しみを⾒つけて、そして上記のような不思議な魔⼒に取り憑かれて、⼈⽣を肯定していってほしいと私は考えます。